恒例のアナキズム文献センターカレンダー2025年版を刊行いたしました。テーマは「農村青年社」です。
すでにメンバーにとっては過去の事になっていた活動が権力により〝事件〟としてでっち上げられ、メンバーたちが突如検挙されたのが1935年。今から90年前のことです。その後も〝事件〟だけがクローズアップされる中、「農村の解放は農民自身の手でやらねばならぬ」と呼びかけた農村青年社が訴えようとしたことをビジュアルとテキストで振り返ります。
解説は、当センターから刊行されたばかりの『農とアナキズム』の著者・三原容子さんです。
また、今回のカレンダーで資料提供と特別協力をしていただいた相京範昭さんが管理人の「玄南工房ー八木秋子の世界」もぜひこの機会にご覧ください。
【2025年版 各月内容】
◎1月=「農民に訴ふ」添田晋〔宮崎晃〕
◎2月=宮崎晃
◎3月=鈴木靖之
◎4月=解説「農村青年社、沈滞状況からの登場と実情」(三原容子)
◎5月=星野凖二
◎6月=八木秋子
◎7月=農村青年社関係出版物
◎8月=望月治郎・和佐田芳雄・船木上
◎9月=南澤袈裟松・鷹野原長義・伊沢八十吉
◎10月=「薪の火を焚く」八木秋子
◎11月=農村青年社〝事件〟
◎12月=「農村青年社事件・資料集」
*農村青年社関連年表/検挙者リスト
【仕様】A4横サイズ、28頁、頒価1200円
【発行】アナキズム文献センター
【取扱店舗】イレギュラー・リズム・アサイラム(新宿)、模索舎(新宿)ほか順次追加予定。
公式ネット販売はイレギュラー・リズム・アサイラム(東京新宿)での委託販売となります。ご希望の方は、下記ページよりお求めくださいませ。
https://ira.tokyo/item/book/13650/
なお、会員の方は会員価格(1,000円+送料185円[3部まで同じ])での購入が可能です。
下記の当センターオンラインショップにてご購入ください。
また、同オンラインショップでは書店さんや本を扱う雑貨屋さん向けに卸価格での販売専用ページもあります。
もちろん共同購入などもOKです。送料無料。
ぜひご活用ください。(公式ページに取扱店の記載希望のお店はDMを)
https://cirajapana.theshop.jp/