『アナキズム文献センター通信71号』を発行

『アナキズム文献センター通信71号』を発行しました。発行が通常より遅くなりましたことお詫びいたします。
巻頭は毎年恒例のカレンダー2025年版の刊行案内。テーマは「農村青年社」。詳細はこちらをご覧ください。
そのほか、足立元さんの特別寄稿「二つの「アナキズム」展を観て」や文献センターが刊行した書籍『農とアナキズム 三原容子論集』の紹介。同書から「「女性アナキストたち」三原容子」の再録、好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介などを掲載しています。

掲載記事は以下の通り。

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新刊『農とアナキズム 三原容子論集』刊行記念トークイベント開催!

アナキズム文献センターがこのほど刊行した新刊『農とアナキズム 三原容子論集』の刊行を記念してトークイベントを開催します。
ぜひご参加ください。

<トークイベント概要>
『農とアナキズム 三原容子論集』刊行記念トークイベント

●ゲスト:三原 容子〔著者〕/聞き手・蔭木 達也〔本書解説〕
●日時:2025年1月24日(金)18:30〜
●場所:イレギュラー・リズム・アサイラム〔東京都新宿区新宿1-30-12-302〕
●参加費:投げ銭制
●主催:アナキズム文献センター+虹霓社
*当日は同センター所蔵文献など〝蔵出し〟資料なども販売予定!

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カレンダー2025年版を刊行!

恒例のアナキズム文献センターカレンダー2025年版を刊行いたしました。テーマは「農村青年社」です。
すでにメンバーにとっては過去の事になっていた活動が権力により〝事件〟としてでっち上げられ、メンバーたちが突如検挙されたのが1935年。今から90年前のことです。その後も〝事件〟だけがクローズアップされる中、「農村の解放は農民自身の手でやらねばならぬ」と呼びかけた農村青年社が訴えようとしたことをビジュアルとテキストで振り返ります。
解説は、当センターから刊行されたばかりの『農とアナキズム』の著者・三原容子さんです。
また、今回のカレンダーで資料提供と特別協力をしていただいた相京範昭さんが管理人の「玄南工房ー八木秋子の世界」もぜひこの機会にご覧ください。

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『アナキズム文献センター通信70号』を発行

『アナキズム文献センター通信70号』を発行しました。巻頭はドルネッティ・フィリッポさんによるイタリアの「リバタリアン研究所/ピネッリ・アーカイブ」(Centro Studi Libertari/Archivio Pinelli/略称CSL-AP/https://centrostudilibertari.it/)の紹介・インタビューです。そのほか、同アーカイブから寄贈いただいた資料の紹介や好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介などを掲載しています。

掲載記事は以下の通り。

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『アナキズム文献センター通信 69号』を発行

『アナキズム文献センター通信69号』を発行しました。巻頭は新刊の刊行記念静岡ツアーで書庫に来訪しただめ連と仲間たちが選んだ資料紹介。書庫にある様々な資料を紹介しています。そのほか、『アナキズム運動 機関紙誌リスト〔1912-2012〕』の刊行や好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介などを掲載しています。

掲載記事は以下の通り。

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『アナキズム文献センター通信 68号』を発行

『アナキズム文献センター通信68号』を発行しました。巻頭は先日開催した「非日本語資料コレクション」展のご報告。他に桑島生さんによる貴重なポール・ルクリュ邸の訪問記「石川三四郎と椎名其二の足跡、仏南部ドンムの旧ポール・ルクリュ邸を訪ねて」や好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介、企画委員この一冊などを掲載しています。

掲載記事は以下の通り。

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『アナキズム文献センター通信 67号』を発行

『アナキズム文献センター通信67号』を発行しました。巻頭は毎年恒例のカレンダー2024年版の刊行案内。テーマは「非日本語資料コレクション」。詳細はこちらをご覧ください。他に「金子文子の同姓同名写真、使用例が多い海外に訂正呼びかけ」など短い記事と100年目の9.16関連で出版物が多かったことから出版情報が今号は3ページです。

掲載記事は以下の通り。

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アナキズムカレンダー2024年版を刊行!

恒例のアナキズムカレンダー2024年版を刊行いたしました。
アナキズム文献センターカレンダー2024年版のテーマは「非日本語資料コレクション」です。
100年以上前に出版されたクロポトキンやエマ・ゴールドマンのパンフレットから、30年代〜80年代のスペイン語、イタリア語、英語のアナキスト新聞・雑誌まで、アナキズムに関する外国語文献の中心に、「外国語」の枠には収められないエスペラント語の機関誌や、アナキズム系ではないものの第三世界の闘争を優れたグラフィックデザインとともに世界に伝えたキューバの雑誌などもまじえて、文献センターの書庫から厳選した貴重な「非日本語資料」を紹介します。

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『アナキズム文献センター通信66号』を発行

『アナキズム文献センター通信66号』を発行しました。墓前祭などの開催もあるため、少し早めの発行です。掲載するものが色々とあり、16ページというこれまでにない増頁になっています。今号も大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺百周年記念号②と題して、巻頭は黒澤和子さんの「保存すること、保存しつづけること」で宗一少年の墓碑について(再録)。『社会運動史研究』編者との座談会「社会運動アーカイブズの可能性を巡って」は今号が最終回となります。
そのほか、企画委員のこの一冊(エビハラヒロコ)と古本屋オヤジの旧書紹介が共に大杉栄『日本脱出記』。「インドネシアのアナキズム出版物にみるグラフィックアート」展のレポート、当センター公式サイトに特設ページ開設したエスペランティスト山鹿泰治の書簡についてを掲載しています。

掲載記事は以下の通り。

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CIRA金曜会・第3回開催のお知らせ

CIRA金曜会の第3回開催のお知らせです。
今回は虐殺100年となる大杉栄の名著『日本脱出記』を取り上げます。
案内人は『アナキズム文献センター通信』などでもおなじみの海老原弘子さん。
スペインのアナキズムがライフワークの海老原さんがなぜ大杉栄を??

1922年、大杉栄は国際アナキスト大会の招待状を手に日本を脱出しました。
なぜ国際大会が開かれようとしていたのでしょうか? なぜ大杉が招待されたのでしょうか?
当時のアナキズムを巡る世界情勢について、海老原さんに聞きます。
これまでとは違う『日本脱出記』のもう一つの読み方。
ぜひご期待ください。

なお、大杉栄『日本脱出記』は土曜社版、岩波文庫版のほか、青空文庫にもあります。

<金曜会について>
アナキズム文献センターは単なる資料の保管場所ではなく、資料を通して実践を行うアーカイブズでありたいと考えています。
そのための試みとして、アナキズムに関する文献・資料に触れて日々の実践に繋げていくような語らいの場を作ります。
だから、文献を読み込むような研究者向けの会ではありません。
また、事前に課題書籍を読む読書会とも違って、その文献について案内人から話を聞いたあと、その回の文献を巡って参加者のみなさんで対話や交流するという形式をとります。
隔月開催予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

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