『アナキズム文献センター通信 65号』(2023年6月31日号)を発行いたしました。今号「大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺百周年記念号①」と題して、巻頭は川口秀彦さんによる「大杉たちの追悼集会のこと」。歴代の大杉栄・伊藤野枝追悼集会について当事者ならではの内容です。また、前号に引き続き『社会運動史研究』編者との座談会「社会運動アーカイブズの可能性を巡って(2)」も掲載しています。
他の掲載記事は以下の通り。
『アナキズム文献センター通信 65号』(2023年6月31日号)を発行いたしました。今号「大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺百周年記念号①」と題して、巻頭は川口秀彦さんによる「大杉たちの追悼集会のこと」。歴代の大杉栄・伊藤野枝追悼集会について当事者ならではの内容です。また、前号に引き続き『社会運動史研究』編者との座談会「社会運動アーカイブズの可能性を巡って(2)」も掲載しています。
他の掲載記事は以下の通り。
CIRA金曜会の第2回開催のお知らせです。
アナキズム文献センターは単なる資料の保管場所ではなく、資料を通して実践を行うアーカイブズでありたいと考えています。
そのための試みとして、アナキズムに関する文献・資料に触れて日々の実践に繋げていくような語らいの場を作ります。
だから、文献を読み込むような研究者向けの会ではありません。
また、事前に課題書籍を読む読書会とも違って、その文献について案内人から話を聞いたあと、その回の文献を巡って参加者のみなさんで対話や交流するという形式をとります。
隔月開催予定です。どうぞお気軽にご参加ください。
少し発行が遅くなりましたが、『アナキズム文献センター通信 64号』(2023年3月31日号)を発行いたしました。巻頭は、2019年2月に創刊され、現在4号まで既刊の『社会運動史研究』(大野光明・小杉亮子・松井隆志編、新曜社刊)編者を招いて開催した座談会を「社会運動アーカイブズの可能性を巡って ⑴」と題して、5ページにわたり掲載。また高際裕哉さんによる「ロベルト・アルルトの中のアナキスト、ディ・ジョバンニ」やアナキズム文献センターの〝書庫〟として設立された吉倉共同文庫の活動報告など、増ページ(12P)でお届けします。
掲載記事は以下の通り。
CIRA金曜会はじめます。
アナキズム文献センターは単なる資料の保管場所ではなく、資料を通して実践を行うアーカイブズでありたいと考えています。
そのための試みとして、アナキズムに関する文献・資料に触れて日々の実践に繋げていくような語らいの場を作ります。
だから、文献を読み込むような研究者向けの会ではありません。
また、事前に課題書籍を読む読書会とも違って、その文献について案内人から話を聞いたあと、その回の文献を巡って参加者のみなさんで対話や交流するという形式をとります。
隔月開催予定です。どうぞお気軽にご参加ください。
『アナキズム文献センター通信 63号』(2022年12月25日号)を発行いたしました。巻頭は毎年恒例のアナキズムカレンダー2023年版の刊行案内。そのカレンダーで多数資料を紹介した「アナキストクラブ文庫」についても今号で2頁に渡り紹介しています。
また、「世界のアナキスト・ライブラリー紹介④」として、米・ブルックリンのインターフェレンス・アーカイブ(IA)10周年記念ポスターについての記事も掲載。
掲載記事は以下の通り。
このほど、「アナキズムカレンダー2023」の刊行を機に当センターのオンラインショップを開設しました。
カレンダーは、書店さんはもちろん、本も扱う雑貨店さん、共同購入などにも活用できるまとめ買い専用商品をアップしましたので、どうぞご利用ください。
会員の方は会員価格でのネット購入もこちらで可能です。
また、会費のお支払いにもご利用できます。これまでの郵便振込口座ではなくネット決済をご希望の方はぜひこちらをご利用下さいませ。
恒例のアナキズムカレンダー2023年版を刊行いたしました。
アナキズムカレンダー2023年版のテーマは「サンジカリズム・印刷工・アナキズムー『印刷工連合』創刊100年」です。
アナキスト大杉栄・伊藤野枝らが虐殺された1923年9月から来年で100年。その3ヶ月程前、ある機関誌が創刊されました。日本初のメーデーを実現させるなど、大正・昭和の労働運動を牽引した印刷工たちの機関誌『印刷工連合』でした。しかし印刷工たちの活動はこれまで取り上げられたことはほとんどありません。
そこで2023年のカレンダーでは印刷工たちをメインテーマとし、資料もアナキズム文献センターが所蔵する印刷工たち自身が残した貴重な「アナキストクラブ文庫」を中心に構成しました。
ぜひ知られざる100年前の印刷工たち活躍をご覧ください。
『アナキズム文献センター通信 62号』(2022年9月16日号)を発行いたしました。巻頭は9/17からIRREGULAR RHYTHM ASYLUM(新宿)で開催している展示「1932-ある革命ストライキの記録」に寄せた海老原弘子さんの「初めに、本があった 展示「ある革命ストライキの記録」に寄せて」。当文献センターの最大の魅力は「本のための組織であること」。同展示は当文献センターも協力しておりますので、ぜひご覧ください。
掲載記事は以下の通り。
『アナキズム文献センター通信 61号』(2022年6月30日号)を発行いたしました。巻頭は当センターから「新体制と新書庫公開について」。緊急寄稿として当通信57号にインタビューを掲載したインドネシアのアナキストライター・ビマさんの現状と獄中者連帯についてをアボリショニスト・コレクティブから。そのほか、好評連載「通信取扱店が選ぶこの一冊」はお店のようなもの2号店(今号から取扱店に追加)のかとうちあきさんがいちむらみさこ著『Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)を紹介します。
掲載記事は以下の通り。
戦争×アナキスト
スペイン編:交換手ルシア・サンチェス・サオルニル
2020年に掲載した感染症×アナキストが好評だった海老原弘子さん。この「戦時下」に新しい論考を寄稿していただきました。題して「戦争×アナキスト」。第3回目となる最終回「スペイン編:交換手ルシア・サンチェス・サオルニル」を掲載します。
スペイン内戦において私たちの世代が学んだのは、理のある者が敗北すること、力が魂を破壊すること、そして、時には勇気が報われないこともある、ということだった アルベール・カミュ
黒と赤で覆われた棺
1940年5月17日米国シカゴではエマ・ゴールドマンの葬儀が営まれていた。徴兵反対運動を理由にアレクサンダー・バークマンと共に1919年に国外追放となって以来、初めて米国への帰国を許され、その遺志に沿って 1886年のヘイマーケット事件で処刑されたアナキストたち、いわゆる「シカゴの殉教者」が眠る墓地に埋葬されることになったのだ。その棺を覆う黒と赤の旗には<SIA-AIT>と<FAI>という文字が見える。ゴールドマンが参加していた組織の略称で、SIA(Solidaridad Internacional Antifascista/反ファシズム国際連帯)、AIT(Asociación Internacional de trabajadores/国際労働者協会/インターナショナル)、 FAI(Federación Anarquista Ibérica/イベリア・アナキスト連盟)と、すべてスペイン語である。