『アナキズム文献センター通信 57号』を発行

『アナキズム文献センター通信 57号』(2021年6月30日号)を発行いたしました。巻頭は前号に引き続き徳永理彩さんによる「インドネシアのエマ・ゴールドマン翻訳者に聞く–インドネシアのアナキズム文献事情〔後編〕」、また本誌編集部による連載「世界のアナキスト・ライブラリー紹介」の第2回目「ネパール・Black Book Distro」です。
今号はアナキズムカレンダー『婦人戦線』にも寄稿いただいた蔭木達也さんによる論考を掲載。ふだん注目されることのない、大杉栄の妹・あやめ(=大杉らと一緒に虐殺された宗一の母・橘あやめのこと)について「幻に終わった大杉あやめの『婦人戦線』」と題して知られざる歴史を紹介しています。

それ以外の掲載記事は以下の通り。


・【連載】古本屋オヤジの旧書紹介「定本 飼山遺稿」(川口秀彦)
・通信取扱店が選ぶこの一冊(市原 健太/水曜文庫)『監獄の回想』アレキサンダー・バークマン著・小田透訳(2020 年・ ぱる出版)
・[特別寄稿]米学会で山鹿泰治の研究報告(ダーウィン・ツェン)
・メノン、クマール国際平和行進の資料について(川口秀彦)
・出版情報
・文献センターだより

主な取扱店は、イレギュラー・リズム・アサイラム(新宿)、模索舎(新宿)、River Coffee & Gallery(本郷東大前)、ファーマーズ・インフォショップ湘南、〔NEW〕イベリア書店(鎌倉)、PEOPLE BOOKSTORE(茨城県つくば市)、CRY IN PUBLIC(静岡県三島市)、水曜文庫(静岡市)、カライモブックス(京都)、INFO SHOP 大都会門司港(北九州)、汽水空港(鳥取)、石引パブリック(金沢)、SHE SAYS distro(オンライン)などです。


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