2018年アナキズムカレンダー刊行!

恒例のアナキズムカレンダー2018年版を刊行いたしました。テーマは「マフノ叛乱運動100年」。 「マフノ叛乱運動」(正式には「ウクライナ革命叛乱軍」、ロシア語で「マフノフシチナ」)は、1918年から1921年まで、ネストル=マフノがボルシェヴィキ(赤軍)、白軍(デニキン軍・ウランゲリ軍)、民族主義者(ペトリューラ軍)といったあらゆる抑圧者に対して労働者の自由のための闘争を展開した総称です。

運動の原動力は、マフノというカリスマ性ある人物にあるのではなく、自主管理というアナキズム思想に基づいていました。今回は図版だけではなく、マフノ軍による実際のアピール文なども多く掲載し、マフノ運動の思想を辿れるようにしました。

【2018年版 各月内容】
◎1月=グリャイポーレのアナルコ・コミュニストグループ写真
◎2月=マフノ軍の共同アピール他
◎3月=ウクライナ革命叛乱軍(=マフノ叛乱軍)の兵士たち写真
◎4月=ピョートル・アルシノフ『マフノ運動史』より他(下図参照)
◎5月=マフノ運動参照図(石川三四郎により日本語版他)
◎6月=赤軍司令官パヴェル・ドゥイベントとマフノ写真
◎7月=マフノとその一党/岡本潤(詩)
◎8月=マフノ軍声明「同胞殺しを打倒せよ!」
◎9月=マフノ軍宣言「叛乱軍(マフノ叛乱軍)文化教育部門」
◎10月=ピョートル・アルシノフ『マフノ運動史』より他
◎11月=大杉栄「無政府主義将軍ネストル・マフノ」より他
◎12月=初期のマフノ軍のビラより他
◎巻末=「マフノ叛乱運動について」「マフノ叛乱運動の概略」

【仕様】A4サイズ、28ページ、頒価1200円(会員頒価1000円)
【取扱店舗】イレギュラー・リズム・アサイラム(新宿)、模索舎(新宿)、古書りぶるりべろ(神保町)、CRY IN PUBLIC(三島)、水曜文庫(静岡)、三月書房(京都)、INFO SHOP 大都会門司港(北九州)、Lilmag(http://lilmag.org/)ほか

ネット販売はイレギュラー・リズム・アサイラム(東京新宿)での委託販売となります。
ご希望の方は、下記ページよりご購入くださいませ。

http://ira.tokyo/item/book/2151/

なお、会員の方は会員価格(1,000円+送料82円)での購入が可能です。「お問い合わせ」より、アナキズムカレンダー2018希望とお書きの上、ご希望冊数と発送先ご住所を書いてメッセージをお送りください。追って、振込用紙を同封して発送いたします。


コメントする