『文献センター通信 42号』発行

『文献センター通信 42号』発行いたしました。
前号でセンター通信の隔月化を報告しましたが、その後の話し合いで隔月刊のための体制を確立すべく、新たに編集委員会を立ち上げました。当面(年内)は従来どおりの季刊ペースで助走し、来年から隔月刊行を目指すことにしています。現行のB5判・タテ組み・8頁を基本としている体裁をどうするかが大きな課題の1つです。ご意見ご感想をお寄せください!(編集委員会)

巻頭は本年1月に逝去された戸田三三冬さん追悼です。
紙版誌面の都合で掲載し切れなかった戸田さんの「アナーキーな幸せ」を当Webサイトでは全文掲載をしています。
〝アナキズムとは何か〟ということがとてもわかりやすく書かれています。
ぜひお読みください。

今号の主な掲載記事は以下の通りです。
「戸田三三冬 略歴」
「アナーキーな幸せ(抄)/戸田三三冬」→全文掲載はこちら
「文献センター八街書庫訪問記/手塚登士雄」
「国内ニュース/現場からの報告 1 移住労働者が声をあげる「マーチ・イン・マーチ」が開催
「同/現場からの報告 2 檜森孝雄さんを偲んで」
「海外ニュース/テッサロニキ(ギリシャ)での国際反ファシズム汎バルカン半島デモ」
「同/ロシア、アナキストの弾圧アナキスト黒十字(ABC)モスクワ支部の報告」
「同/チリ・サンチアゴの集会で日本のアナキズムなど紹介」
「同/辻潤についての論文書籍化」
「連載(14) 自由人の日本史Ⅱ 生活点からの決起 米騒動100年その1 アナキストの周辺/武智忍」
「出版情報」
「大逆事件関係書の出版相継ぐ」
「〈第一回〉古本屋オヤジの旧書紹介/川口秀彦」
「お知らせ/静岡の墓前祭は9月15日に決定」
「文献センターだより」

主な取扱店は、イレギュラー・リズム・アサイラム(新宿)、模索舎(新宿)、古書りぶるりべろ(神保町)、CRY IN PUBLIC(静岡県三島市)、水曜文庫(静岡市)、三月書房(京都)、INFO SHOP 大都会門司港(北九州)です。


コメントする